映画・ドラマだけでなく、数々のCMやアーティストのプロモーションビデオなど幅広いジャンルのロケ地となっています。 霧ヶ峰高原は中央・八ヶ岳中信高原国定公園に指定されており、最大の特徴は、なだらかで広大、どこまでも続くような草原と八ヶ岳や富士山・日本アルプスをはじめとする山々を見渡すことができる景観です。人の手によって維持されてきた草原は国内ではごくわずか。霧ヶ峰の草原景観は長い歴史の中で、地域の人々の知恵と経験により育まれてきたのです。
是枝裕和監督が、たった1度のロケハンで即決するほどお気に入りの「蓼科・大滝遊歩道」。2012年に放送されたドラマ「ゴーイングマイホーム」では、妖精「クーナ」を探す「苔の森」として登場しています。足を踏み入れれば、太古にタイムスリップしたような深い森に出会えます。
どこまでも続く空と圧倒的な存在感を示す八ヶ岳が目の前に広がる「八ヶ岳ズームライン」。 遮るもののない美しい景色は、数多くのドラマのロケーションとしても取り上げられています。2012年に放送されたドラマ「ゴーイングマイホーム」では、エンドロールで八ヶ岳の景色が使用されています。その他にも2011年に放送されたドラマ「それでも生きていく」など、多くの作品で登場しています。
2016年公開の映画「バースデーカード」は諏訪が舞台。美しい諏訪湖の風景が切なくも心温まるストーリーを引きたてます。劇中ではほとんどのシーンで諏訪エリアのロケ地が採用されています。中でも、夏祭りのシーンでは諏訪湖上に花火を打ち上げ、露店なども地元の皆様の協力を得て再現。本物の夏祭りの雰囲気づくりにつながりました。 記念すべき諏訪シネマ認定第1号作品です。
季節ごと、時の移ろいごとに表情を変える諏訪湖。周囲を山々に囲まれたその美しい佇まいは諏訪を象徴するロケーションです。なかでも、高台にある立石公園からは諏訪湖を一望することができ、夕暮れ時には桃色に染まる美しい湖を見ることができます。また、新日本三大夜景や夜景百選にも選ばれていて、まち灯りと調和した幻想的な夜景がデートスポットとしても人気です。
フォトジェニックなスポットとして人気の高い「御鹿射池」。シャープ「AQOS」のテレビCMでは御鹿射池をモチーフにしたといわれる東山魁夷の「緑響く」の絵画と共に吉永小百合さんが出演し、一躍有名となりました。 季節や時の移ろいによって表情を変える美しい姿は、物語に入り込んだかのような幻想的な情景です。その他に2015年公開の「ORENGE」やEvey Little Thingのミュージックビデオのロケ地にも採用されています。