オススメのスワ旅

地元に愛されるラーメン店
「くじら家」「麺屋宮坂商店」「ハルピンラーメン」

2018.02.15.

諏訪湖の御神渡りはもうご覧になりましたか? 5季ぶりの御神渡り出現(平成30年2月)に、連日沢山の方が諏訪湖に訪れています。御神渡りを見た後に、熱々のラーメンもいいですね。 今回は地元に愛されるこだわりのラーメン店のご紹介です。

まずご紹介するのは諏訪湖畔の道路沿いにあり赤い看板が目を引く、くじら家。家系ラーメン店で6年修行を重ねた店主の作り出すラーメンはまさに本格派家系ラーメンです。

横浜豚骨醤油ラーメン(700円)はストレートな太麺がこってりとしたスープにほどよく絡んだ豚骨ラーメン。シャキッとしたキャベツやほうれん草がよく合います。お好みでしょうが酢をかけると、またすっきりと味わい深くなるようです。継ぎ足しながら長時間煮込まれるクリーミーな豚骨は濃厚、それでいて体にすっと溶け込んでいく美味しさ。ちょこっと可愛く乗ったうずら玉子や食べ応えのある大きめのチャーシューも魅力です。一番人気、これは納得!
また、こってりスープが苦手な方には細麺であっさりとしたスープの中華そば(650円)もオススメ。さらっとした上品なスープは年代問わず愛される味わいです。

厨房の見えるこじんまりとした店内はカウンターのほか、テーブル席も。食券制でスムーズな提供なのも嬉しいところ。家族連れはもちろん、一人でふらっと立ち寄るのもいいですね。

次にご紹介するのは麺屋宮坂商店駅前店。店内はレトロな雰囲気、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。また、上諏訪駅のすぐ近くにあり、アクセスの良さも魅力です。お酒を飲んだ後のシメとして立ち寄る方も多いとか。

魚介ダシを使用したこちらのラーメンは、こってりスープとあっさりスープの2種類。ぎょってりラーメン(730円)はこってりとしていながらも、鰹節の風味が効いているせいか、さらっとしたラーメン。食べやすいストレート麺でスルスルっと食べ進めることができます。味の染み込んだ半熟卵、このトッピングだけでもお酒がいただけそうです。また、一番人気の宮坂ラーメン(930円)はどんっと厚切りチャーシューが居座った迫力のあるラーメン。創業以来の味を守り、あっさりとした中にもコクのあるスープです。

お酒もいただけるこちらの店にはロマネコンティ定食(800,000円)やドンペリ定食(20,000円)なんて驚きのメニューも。お遊びかと思いきや、ドンペリ定食が4つ売れた年もあったそうです。営業は深夜12時まで、様々なシチュエーションで利用できそうです

最後にご紹介するのはハルピンラーメン本店。
昭和49年に諏訪市に誕生し、諏訪市民のソウルフードとも呼ばれるハルピンラーメン。地元にも根強い人気を誇っています。何種類もの材料を何年もかけて作られた独特のタレは、個性的でいて一度味わうと病み付きになると噂です。たっぷり使用されたニンニクは長い間寝かせてあるため、ほとんど匂いが残らないのも嬉しいところ。

並木(780円:冬期限定)は先代店主の思い出の味を復活させた辛いスープのラーメン。先代が並木通りで店を営んでいた頃の人気メニューで、今でもその味を求めてファンが訪れます。ハルピンラーメン(650円:+150円半熟玉子トッピング)はピリッとした辛味の中に独特の甘さも感じられるラーメン。こちらのタレは何年もかけて寝かせてあるためタレが重く、丼の底から麺とスープを持ち上げ、からませるようにして食べます。味噌ラーメンのような見た目のスープだけど、実は味噌ラーメンではない独自配合のスープ。そこによく絡む縮れ麺が絶妙のコンビネーション、一度食べたら忘れられない味。リピーターが多いのも納得です。

諏訪地方にはこの他にもたくさんのラーメン店があります。あなた好みのラーメンをぜひ探してみてください。

くじら家

〒392-0010

長野県諏訪市渋崎1792-24(原田泰治美術館向かい)

0266-75-2825

定休日:火曜日(祝日営業する場合あり)

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麺屋宮坂商店駅前店

〒392-0004

長野県諏訪市諏訪1-2-3

0266-52-7577

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ハルピンラーメン本店

〒392-0012

長野県諏訪市四賀2336-2

0266-53-1557

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