オススメのスワ旅

古材を生かし次の世代へ繋ぐ
「ReBuilding Center Japan」

2017.12.13.

去年9月、諏訪市にオープンしたReBuilding Center JAPAN。 老朽化したビルを利用して作られた店は、年月を経た古さの中にも新鮮な息吹が感じられます。

ReBuilding Center Japan(以下リビセン)では、取り壊される古い建物からまだ利用できるものを救済することをレスキューと呼び、レスキューしたものを次に必要とする方へ繫ぐ役割を担っているといいます。手入れをされた古材はそのまま販売される他、家具に生まれ変わることも。古材を使ったワークショップも開催され、古材の利用法の提案も行なっています。
2階に並んだレスキューされた家具や雑貨などはレトロな雰囲気ながら、まだまだ活躍できそうなものや珍しいものまで。ふらっと宝探し気分で楽しむことができます。

1階には雑貨販売のほか、カフェスペースも。2階を楽しんだ後は1階のカフェでゆっくりくつろぐのもオススメ。工房の様子が見える大きな窓、ついつい作業をしている様子に見入ってしまいます。カフェのテーブルは古材を利用して作られたスタッフの手作り。木のぬくもりを感じる心地良い雰囲気を作り出しています。古い建物ではあるものの、店内はほっとする暖かさ。薪ストーブの煙を利用するペチカストーブが大活躍しています。
カフェで毎日手作りされるスコーンはラムレーズンとプレーンの2種類(¥300)。外はサクッと、中はしっとり。添えられたキャラメルリンゴと生クリームの組み合わせ、思わずまさよちゃんもにっこり。「私、これ好きです!」

廃棄され、見捨てられたものが再び必要とされる人のもとへ。
古材が再び活躍できる場を。簡単に何でも手に入るようになった今だからこそ、ふと立ち止まって使い続ける大切さに気づいていきたいですね。

ReBuilding Center JAPAN(リビセン)

〒392-0024

長野県諏訪市小和田3-8

0266-78-8967

定休日:水曜日、木曜日

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