今では諏訪を代表する果物のひとつになっています。そんなブルーベリーはジャムやお菓子をお土産に買い求めて行く人も多いですが、せっかく産地に訪れたのなら、実際に自分で収穫をするブルーベリー狩り体験を楽しんでみてはいかがでしょう。 諏訪の中でも富士見町はブルーベリー狩りを体験できる観光農園がたくさんあり、ブルーベリー部会に加入している農園だけでも27戸もある、まさにブルーベリーの里として知られています。

今回お邪魔したのは、ブルーベリー部会の会長でもある前島保さんの農園。いち早くブルーベリー栽培を始めたこの農園には、樹齢15年〜45年の木が植えられており、立派に実ったブルーベリーは大粒で、まるで宝石のよう。こちらではちょうど今がブルーベリー狩りの最盛期。大体８月下旬まで営業しています。早朝から開園しているので、涼しくて空気の爽やかな時間にブルーベリー狩りができると好評です。さらにこちらのブルーベリー農園は、足元がチップになっているのも人気の秘密。クリーンな環境でブルーベリー狩りが楽しめるとあって、特に女性同士や小さいお子さん連れのファミリーに喜ばれており、リピーターが多い理由のようです。

ブルーベリーは木によって味が異なるので、一本だけで判断せず、色んな木のブルーベリーを摘んで味わいながら好みの木を見つけるのが上手なブルーベリー狩りの秘訣。富士見町のブルーベリーは味が濃くて食べやすく、いくらでも欲しくなってしまいますが、１kgあたり1,100円という良心価格なので安心です。農園によって開園時期がそれぞれ異なるので、前もって予約をしておくのがおすすめです。自分で摘んだブルーベリーを高原の心地よい空気の中でいただく楽しみ。この夏、富士見町で体験してみませんか？