オススメのスワ旅

上社御柱祭 
山出し『木落し』

2016.04.04.

4月2日(土)、3日(日)、4日(月)の3日間、茅野駅周辺は朝から法被を着た大勢の人であふれ返っていました。5月に開催される里曳きと『建御柱』に使われる御柱を山から下ろす『山出し』の曳行と、最大の見せ場である『木落し』と『川越し』を見るために訪れた観光客の人々です。この3日間、駅前にある茅野市民館の「おもてなし広場」では、諏訪の物産フェアが開催され、観覧チケットのない人々向けにパブリックビューイングも行われました。

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会場で、観光大使の雅世ちゃんを発見! 大使から見た上社の木落しの魅力をうかがいました。「上社の魅力はなんといっても華やかさです。御柱の前後にV字型の "めでどこ"という柱を立て、そこに氏子が1本の柱につき11人ずつ乗るのですが、これは下社の御柱にはない上社だけの特徴です」山から下ろした御柱を木落し坂まで綱を引いて運ぶ曳行の様子も、特徴があるのだとか。「法被が色鮮やかですね。ピンクや水色の法被があったり、桜の模様が入っていたり。地区ごとでお揃いの法被を作っていますが、それ以外にも会ごとに、または仲の良い友達同士でと、思い思いに趣向を凝らしたあでやかな法被を眺めるのも楽しいです」

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長い時間をかけて曳行された御柱がようやく木落し坂に到着すると、祭りもいよいよクライマックス。花火の合図とともに氏子を乗せた御柱が勢いよく滑り落ちて行く様子に、観覧席からは大きな歓声と拍手があがります。この後、川の水で御柱を清める『川越し』を終えると、あとは5月におこなわれる里曳きと『建御柱』を待つだけになります。「本番ともいえる5月は、街の中を御柱が曳かれて行きます。さまざまな出店も増え、騎馬行列や花笠踊り、長持ち、龍神の舞なども出て、今回よりさらに祭りらしさが増し、御柱の行列を盛り上げます。1000年以上の伝統ある御柱祭りの美しさと荘厳な空気を、ぜひ諏訪に来て味わってみてください」下社の山出しはこの後、4月8日(金)、9(土)、10(日)に開催されます。

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