豊かで神秘的な自然
人々の生活と密着してきた諏訪湖や、壮大な八ヶ岳、多様な植物などの息づく霧ヶ峰高原など、諏訪エリアは豊かな自然に囲まれた土地。冬の諏訪湖で起こる御神渡をはじめ、この豊かな自然は、諏訪湖を囲むように鎮座する諏訪大社の信仰と結びついてきました。全国に1万社以上の摂社・末社を持つ諏訪大社の信仰の原点を感じることができます。
縄文から続く歴史文化
八ヶ岳山麓に広がるこの地域は、約5,000年前には縄文文化が花開いていました。当時の日本の人口の3分の2がこの地域に集中していたともいわれ、「縄文時代の首都」と称されることもあります。そんな縄文王国・八ヶ岳では多くの遺跡・出土品も見つかっており、国宝に指定された土偶も2つ存在しています。
自然の恩恵
諏訪エリアの雄大な自然は信仰や文化と結びついているだけでなく、生活や食文化とも密接に結びついています。八ヶ岳や霧ヶ峰から流れる天然水や昼と夜の大きな寒暖差、澄み切った空気といった環境は、醸造文化を発達させ、現在も続く多くの酒蔵や味噌蔵を生んできました。
また、高い晴天率と標高1,000mを超える土地ならではの冷涼な気候は、みずみずしく美味しい高原野菜をフルーツを育んでいます。