オススメのスワ旅

そば打ち体験でそばを満喫
「ふるさと体験館」

2017.12.06.

標高1000m前後と言われる諏訪郡富士見町。そばは標高が高いほど美味しいとされています。 地域の村おこし事業として平成6年にそば処おっこと亭の隣、「ふるさと体験館」で始まったそば打ち体験。挽きたて、打ちたて、茹でたてにこだわり、地元の方だけでなく、県外海外からのお客様も。今回は諏訪郡富士見町にあるそば打ち体験施設「ふるさと体験館」のご紹介です。

八ヶ岳のふもとに広がる土地は火山灰に覆われ、農作物が育ちにくい環境であったため、昔から救荒作物として蕎麦の栽培が始まったとされています。
7月中頃から8月はじめ頃にタネをまき、10月の末から収穫。長野県内では夏そばを使用するところもあるそうですが、こちらでは秋そばに限定し、栽培収穫をおこなっています。

80名から100名も収容可能という「ふるさと体験館」、学校の研修などで利用されることもあるそう。地元産の粉100%使用し、本格的な手打ちが体験することができます。観光大使のまさよちゃん、手を洗ってエプロンをつけたら、いざそば打ちに挑戦です。粉と水分だけでできている、というシンプルなそば。
粉を混ぜるところから始まり、粉全体にお湯が行き届くように混ぜ合わせていきます。粉っぽさがなくなったら、一つにまとめ、こねの作業に入ります。向きを変えながらこねを繰り返します。熟練の講師が丁寧に指導してくれるので、初めてのまさよちゃんもだんだん上手にこねられるように。

こねが終わると伸ばす作業に。リズムよく伸ばしていき、大きく広がったらいよいよ完成間近です。折りたたんで専用の包丁で切っていきます。ここは緊張の瞬間、トントンっと切れる度にそばが出来上がっていきます。

出来上がったそばは隣のおっこと亭で茹でていただくことに。一体どんなそばが茹で上がるのか、と茹で上がりを待つ楽しみな時間です。桶に入って出てきたそばは見事なつや。形が不揃いなのはご愛嬌。コシもあり、自分で作ったという特別感が加わって味わいは格別です。しっかりそばを満喫することができたそば打ち体験。あなたも体験してみませんか?

ふるさと体験館(そば処おっこと亭)

〒399-0200

長野県諏訪郡冨士見町乙事3777-3

0266-62-7188 (そば打ちは要予約)

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