大正２年の創業当初は小さなお店が１軒だけだったそうですが、諏訪地域に４軒、日本全国に多数の取扱い店舗ができた現在でも、菓子作りに対する想いと丁寧な姿勢は当時と少しも変わっておらず、今もすべてを機械まかせにすることなく、必要な工程では熟練の職人が手作業でおこなっています。
また、いつも最高の状態で食べてもらいたいと、気候や温度の変化によって、微妙に配合を変えるなど、きめの細かい調整も常におこなっています。工場を隣接した店内では、ガラス越しにそんなお菓子作りの様子を見学することができます。

お店は３つのエリアに分かれており、人気の焼き菓子が勢ぞろいしたショップとパティスリー、そしてカフェがあります。パティスリーでは、茅野市豊平の米粉を使った『米粉ロール』や『やまびこロール』といった人気のロールケーキのほか、ケーキなどの生菓子が並びます。 喫茶メニューも充実している『シルクカフェtsumugi』は、岡谷店限定のワッフルを使用したデザートメニューや、ふわふわの生地が美味しい『スワッフル』、ワッフルをラスクにした『スワッフルラスク』などオリジナルの商品群が大人気。シルクパウダーを配合した『シルクソフト』やセルフサービスで気軽にいただける有機コーヒー『tsumugi』など手軽な価格のメニューもあり、まさにソフトクリーム１つから利用できる気軽さが好評です。

諏訪地域は洋菓子・和菓子を問わず、昔から美味しいお菓子がたくさんある、スイーツ激戦区。その中で長きに渡って地元の人に愛されているヌーベル梅林堂。月に２回（第２・４水曜12:00〜）茅野工場で、ぎっしり詰まったくるみやまびこの"耳"（￥500）の販売をおこなっているのも、お客様に対する感謝の気持ちの表れなのだとか。2015年にグランドオープンした岡谷の新本店も、人気スイーツを購入できるお店としてはもちろん、くつろぎのスペースとして、多くの人に温かい時間を提供しています。