オススメのスワ旅

標高1280mで楽しむ露天風呂 
信州蓼科温泉 小斉の湯

2016.06.02.

諏訪エリアの中でも自然の美しさが群を抜く蓼科高原。古来より避暑地として、行楽の名所として、そして療養地としても人々に愛されて来ましたが、信州には珍しい酸性泉である『三室源泉』から湯を引いた温泉がある名湯の地としても知られています。古事記にも登場する三室温泉は、諏訪大社の神様に由来する源泉で、ph3という非常に高い数値の硫酸塩泉ですが、数値を測ることのできなかった古来より、既に「温まる湯」として愛されて来ました。その泉質の良さから、動脈硬化や傷などに苦しむ人々の湯治場としても使われ、皇族の方々がたびたび訪れたことでも知られています。

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そんな三室源泉の中でも、5つの露天風呂と大浴場の併せて6つの温泉がすべて標高1270〜1280mの場所にあるのが小斉の湯。明治時代に創業した老舗の温泉施設です。長い回廊と、湯上がりにゆったりくつろげる大広間のある小斉の湯は、四季折々の美しい自然を堪能できる、まさに絶景の温泉。露天風呂は『森林浴の湯』『見晴らしの湯』『雲海の湯』『岩間の湯』『貸切りの湯』と5つもあり、全てを巡りたくなります。

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昨年で旅館業務は終了しましたが、日帰り温泉として変わらず人気です。スキーやスノーボーダーの間でも有名で、「帰りは必ず小斉の湯」という常連さんも。ロングステイの旅行者からは、毎日この温泉に通うことで、心身ともに疲れがとれると好評。旅疲れしない旅、日頃のストレスを癒す旅にぴったりのスポットです。また、露天風呂の醍醐味、お風呂からの眺めが素晴らしいのも小斉の湯の魅力です。花の春や緑の夏、紅葉の秋はもちろん、まるで水墨画のように美しい冬の光景も必見。オールシーズンで通いたくなる温泉です。

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信州蓼科温泉 小斉の湯
〒391-0301
長野県茅野市蓼科高原原
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