万治の石仏(まんじのせきぶつ) Manji No Sekibutsu(Stone Buddha)
万治の石仏の歴史
1974年、たまたま諏訪大社の御柱祭を見学に来られこの石仏と対面された、画家の岡本太郎さんや、作家の新田次郎さん方が感嘆されたことにより、一躍話題を呼び講演又は雑誌等で全国に紹介され知られることになりました。石仏の「万治」は、この石仏を建立した願主が、万治3年(西暦1660年)と刻まれているところによるものです。
誕生の由来
明暦3年(1657年)、諏訪高島三代藩主忠晴が、諏訪大社下社春宮に遺石の大鳥居を奉納しようとした時のこと。命を受けた石工がこの地にあった大きな石を用いようとノミを打ち入れたおり、はからずもその石から血が流れ出た。驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立された・・とされているのがこの石仏です。
風貌(ふうぼう)
この石仏は自然石で石質は安山岩でつくられています。
高さ・・・・・2m60cm
横・・・・・・3m80cm
奥行き・・3m70cm
胴回り・・・11m85cm
顔の長さ・・65cm
顔周り・・・・1m38cm
重さ・・・・・・不明
アクセス・駐車場について
万治の石仏付近には駐車場はございません。諏訪大社下社春宮駐車場をご利用いただき春宮参拝していただき、徒歩約5分ほど到着します。途中、足元が悪い箇所がありますのでご注意ください。
大型バスも駐車可能です。※駐車台数に限りがあります。
トイレについて
諏訪大社下社春宮駐車場にあるトイレをご利用ください。
諏訪大社下社春宮西トイレもご利用いただけます。
バリアフリー
万治の石仏へは車では近づけません。石仏のまわりは舗装されていませんので雨天時、降雨の後は足元が悪いですのでご注意ください。
車いすでも参拝は可能です。
The history of "Manji no sekibutsu (Stone Buddha)" The Kanji means temple petitioner who built stone Buddha in 1660 and he put a date of the Manji period 3. In 1974, artist Taro Okamoto and writer Jiro Nitta discovered this charming stone Buddha and it was introduced in a magazine and a lecture meeting all over Japan with them.
Origin of the birth It has been told that...In Meireki period 3 (1657), when the 3rd Lord of Suwa-Takashima tried to dedicate Otorii (a large gateway to a Shinto shrine) by stone. Ordered mason chiseled to the big rock in this area and a blood came out from the rock. The mason was surprised and frightened, and stopped chiseling. Once again mason chiseled a statue of Amitabha with all due respect.
Information
- 住所
- 諏訪大社下社春宮近く
- 交通情報
- お車:長野自動車道岡谷ICから約15分 JR:中央本線下諏訪駅から徒歩約25分
- 駐車場
- 有り